まいど。顧客ブロガーITOです。
今日はタイトルの通り、
ミニの供給パーツの話をします。
‥‥それはある日の出来事。
いつもの通りワタシは
太田社長の仕事の邪魔をしていました。
当然そんなワタシに構うことなく、
作業をしていた太田氏が、
「ITOさん、ブログネタですよコレ」
と突然手を止めたのです。
そこで見せてくれたのが、
この2個のウォーターポンプ。
箱から取り出したばかりの新品です。 ご覧の通り同じパッケージ。 当然同じメーカーで同じ品番。 つまり同じ商品です。 ‥‥の、はずですが。。。。。。。 さあ、ここからは 間違い探しクイズです。 とくに画像を拡大して眺めずとも その違いに気づくでょう。
プーリー部分(?)が 明らかに違う素材?表面加工?ですね。 素材だけじゃなく厚みも異なる。 転がしてみると ベアリングの転がり抵抗の感触にも 違いがあるとおっしゃる。 ロットの違いなんでしょうが、 その説明はどこにも記載はありません。 お取り寄せパーツあるあるですね。 どちらかの商品が こっそり改良されているならまだしも、 コストダウンにより改悪‥‥ なんて場合も少なくありません。 どの国で生産されたのか。 どこのメーカー製か。 いつ製造されたロットか。 …という組み合わせで 複合的にモノを考察する視点は とても重要です。 古くても純正モノが 優れている場合もあれば、 他車流用が効果的なカ所もあり、 安心のメイド・イン・ジャパンのはずが 壊れやすいパーツもあり、 ある製造年月日を境に 品質や精度が大きく変わったり‥‥。 その品質の差は、 プロでも経験を重ねないと 正確にはわからないといいます。 太田社長がよく言う 「これは純正が優れている」 「それは日本製がベター」 「あれは中古の◎◎社製を探すべし」 「それはこの部分だけは流用」 という屁理屈(だと思っていた)話は、 経験に裏打ちされたことだったのですね。 チェンジニアと呼ばれる 何でもかんでも新品交換の修理は、 電子機器なら嬉しいけれど、 旧ミニの世界では通じないんだな。 トラブル発生の際も、 あれもこれも交換するんじゃなく、 不具合の根本カ所にたどり着き、 なぜそうなったのかを突き止めれば、 要因はひとつに絞れます。 それで再発が防げます。 このメーカーだから高品質! 日本製だから安心! 純正パーツが一番壊れない! という神話はないのです。by太田純司 シンプルに考えない検証が シンプルな要因を発見できて 根本的な問題解決できる! ってことか‥‥。 なんかややこしいな。 てな具合で、 パーツ品質というのは、 同じモノだと思っていても まったく標準化されていないので 信頼できる慧眼を持ったプロに お任せください! ‥‥と。太田社長、 ちゃんと宣伝しといたから ワシのクルマには 高品質パーツをバッタモン価格に まけといて〜!!!!!
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