CCOが商品車を作るといえば塗装を剥離して一から全部組みなおし!
なんてイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際に剥離も含めたフルレストア車というのは1台製作するのに1年以上の時間を費やします。
並行して作業を進めるとはいえ、オーダーの車も含め年間2~3台がやっとです(;_;)/~~~
新車から20年以上経過すればボディーの塗装も痛みエンジン・ミッション・足回りなどの機関も老朽化してしまいます。
例えば石油系の部品。プラスチックやゴムは実際のところ距離に関係なく劣化は進んでいます。
なので、商品車を作る際、機関的なところはエンジンを降ろして1からオーバーホールしなくてはいけませんが、ボディーはというとケースバイケースというのが現状です。
こちらは、これから製作に入る商品車です。
99年 MT 40周年限定車 アイランドブルー
もともとは当社で販売した車両ではありませんが、前オーナー様は全塗装済みで購入されたとの事。
実際現車の塗装状態も良く現役バリバリって感じです。
でもよくよく見ると・・・・
MINIあるあるのドア下の錆。
構造上、なり易い箇所ではありますが、ここは鉄板を交換して板金していきます。
さらに
ルーフの所にも少し錆が浮き始めてます。
ここも要修復ですね。
もちろん剥離して全部を見直したいという気持ちはあるけれど、それをすれば時間がかかる。
時間がかかれば車両金額も上がる。
ということで、今回は少しでもリーズナブルなMINIを作るべくボディーは補修のみで進めていく予定です。
エンジンミッションを含め、機関的なところはいつも通りフルオーバーホール(^^)/
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